長嶋一茂(ながしま かずしげ) †
言わずと知れた長嶋茂雄の長男にして、長嶋三奈の兄。
大学時代は4年生の時に2季連続ベストナイン(三塁手)に選ばれ、1987年のドラフト会議で
ヤクルト、大洋の2球団から1位指名を受け、抽選の結果ヤクルトが交渉権を獲得。
ビル・ガリクソンからプロ初安打を本塁打で飾る等ミスター2世としてされていたが伸び悩み、
野村克也が監督に就任してからは出場機会が減少。1992年にはアメリカへ野球留学に
行った為出場機会がなく、チームの14年ぶりの優勝には貢献できなかった。
1993年に父、長嶋茂雄が監督に再就任した巨人に金銭トレードで移籍。翌年には持ち前の
ムードメーカーぶりを発揮してチームの日本一に貢献した。しかし以降は成績が低迷し、
1996年に戦力外通告を受け、同年オフに現役を引退した。
選手としては評判倒れに終わってしまったが、引退後はタレント・俳優・スポーツキャスターとして芸能界で活躍。
2002年にアテネ五輪日本代表を率いていた長嶋茂雄が脳梗塞で倒れると、毅然と対応する姿を各メディアで見せて株を上げた。
2005年には渡邊恒雄の推薦で、読売新聞グループ本社社長室付けスポーツアドバイザー、並びに巨人球団代表特別補佐に就任した。
東京都大田区出身。(立教高→立大→ヤクルト→巨人→引退→巨人球団代表特別補佐)
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